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【GTM】誤タップを除いた電話コンバージョンの計測方法

GA・GTM

※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

【電話コンバージョンの精度を上げる方法が知りたい人】

考える会社員

「電話番号の誤タップが多くて、実際の問い合わせ件数と数が合わない。。精度の高い電話コンバージョンの設定方法が知りたい。」

 

こういった疑問に答えます。

この記事を書いている僕は
もともとエンジニアをしており、
現在はWebマーケ業界で
広告運用をメイン事業として働いています。

今回の記事では、そんな僕が
誤タップを除いた電話コンバージョン数
の計測方法についてまとめました。

これを読み終わる頃には、
電話コンバージョンの
精度を高めるメカニズムから、
その設定方法までを理解できますよ。

ちなみに、

考え事をする男性

「精度は多少低くても良いから、簡単な設定方法を知りたい」

 

という方は、以下の記事を参考にしてください。

>>【超簡単】GTMを使った電話コンバージョンの設定方法【GA・GA4で計測】

電話コンバージョンの精度を高めるメカニズムを解説

電話コンバージョンの精度を高めるメカニズムを解説

結論から言うと、
電話番号のリンクをクリックしてから
一定の時間が経過しても
サイト内で操作が行われない場合

のみをコンバージョン(以降、CV)としてカウントします。

当然ですが、
きちんと電話をしていたら
電話をかけた数秒後に
サイト内で操作なんて行えないですからね。

ということで、
実装したい内容が分かったところで
この設定をどのようにするのかを解説していきます。

【GTM】誤タップを除いた電話コンバージョンの計測方法【設定手順を解説】

【GTM】誤タップを除いた電話コンバージョンの計測方法【設定手順を解説】

GTMでの設定手順が、以下のとおり。

  • 手順①:JavaScript(JS)コードを記述したタグを作成
  • 手順②:手順①で使用するトリガー(カスタムイベント)を作成
  • 手順③:手順②で作成したものをトリガーにしたイベント(CV)タグを作成

手順①:JavaScript(JS)コードを記述したタグを作成

まずは、
JavaScript(以降、JS)を記述した
カスタムHTMLタグを作成します。

GTMの左メニューから [タグ] > [新規] と進みます。

 

タグの新規作成

タグの種類で [カスタムHTML] を選び、以下のコードを貼り付けます。

 

<script>
var calltracking = undefined;
var elementA = undefined;
var timeoutID = undefined;
var sendTelSignal = function() {
  dataLayer.push({
    'event': 'correctTel',
  });
}

document.addEventListener('click', function(e) {
  if(e.target.tagName == "a") {
    elementA = e.target;
  } else {
    elementA = e.target.closest("a");
  }
  if(elementA === null) {
    return;
  } else if(elementA.href.indexOf('tel:') == 0) {
    calltracking = {
      timestamp: (new Date()).getTime(),
      element: event.target
    };
    timeoutID = setTimeout(sendTelSignal, 10000);
  } else {
    console.log(e.target); 
  }
});

returnSite = function() {
  if (calltracking) {
    var diff = (new Date()).getTime() - calltracking.timestamp;
    dataLayer.push({
      'event': 'CallCancel',
      'gtm.element': calltracking.element,
      'duration': Math.floor(diff / 1000)
    });
    calltracking = undefined;
    clearTimeout(timeoutID);
    timeoutID = undefined;
  }
};
  
document.addEventListener('touchstart', returnSite);
document.addEventListener('mousemove', returnSite);
</script>

 

JSコードを記述したカスタムHTMLタグを作成

ちなみに、上記のコードでは、
電話番号をタップした後の10秒間
サイト上で何も操作が行われなければ
イベントが発生する仕組みになっています。

すべて設定ができたら、
右上の [保存] をクリックします。

手順②:手順①で使用するトリガー(カスタムイベント)を作成

次に、手順①で作成したタグの
コード内で使用している
カスタムイベントを作成します。
 
GTMの左メニューから [トリガー] > [新規] と進みます。

 

トリガーを新規で作成

トリガーのタイプで [カスタムイベント]
を選択し、残りの項目を以下の画面を参考に設定します。

 

GTMでカスタムイベントを作成

 

全て入力したら、右上の [保存] をクリックします。

手順③:手順②で作成したものをトリガーにしたイベント(CV)タグを作成

最後に、
手順②で作成したものをトリガーにした
イベントタグ(CVタグ)を設定したら完了です。
 
ここに関しては
そこまで難しくないので割愛します🙏


 

 

というわけで、今回は以上です!
 
本記事が、電話番号の誤タップで
お悩み中のあなたのお力に
少しでもなることが出来れば幸いです。

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