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【2022年最新版】除外キーワードのマッチタイプ毎の特徴を解説【Google広告・Yahoo広告】

Web広告

※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

【除外キーワードのマッチタイプについて知りたい人】

パソコンの前で困っている人

「リスティング広告で使われる除外キーワードが、マッチタイプ毎にどう違うのか知りたいなぁ。」

 

こういった疑問に答えます。

この記事を書いている僕は、
Webマーケティング業界で
主にWeb広告の運用をしており、
今回はそんな現役マーケターの僕が
除外キーワードのマッチタイプ毎の違い
についてまとめました。

記事を読み終わる頃には、
除外キーワードのマッチタイプについて
アップデート後の最新情報が理解できますよ。
(※3分ほどでサクッと読めます。)

除外キーワードのマッチタイプ毎の特徴を解説【Google広告・Yahoo広告】

除外キーワードのマッチタイプ毎の特徴を解説【Google広告・Yahoo広告】

まず前提として、
除外キーワードのマッチタイプの挙動は
通常のキーワードとは異なります。

Google広告ヘルプのページにある記載が、以下のとおり。

除外キーワードのマッチタイプの機能は、通常のキーワードのマッチタイプとは異なります。主な違いは、類義語、単語の単数形や複数形、表記のゆれや誤字などの関連パターンも除外の対象に追加する必要があることです。

≫ 参考:除外キーワードについて|Google広告ヘルプ
 

したがって、除外キーワードは
類似パターンやその他のバリエーションと一致しないということが言えます。

では、前提知識を押さえたところで、
ここからは、それぞれのマッチタイプ毎の特徴を見ていきます。

マッチタイプ①:『部分一致』の除外キーワード

除外キーワードを部分一致で設定すると、
そのキーワードに含まれる
全ての語句が検索に使用された場合
(※語順は問わない)
に、広告が表示されなくなります。
 
ただし、キーワードに含まれる
一部の語句のみが検索に使用された場合は
広告が表示される
ことがあるそうです。

『ランニング シューズ』を部分一致
除外キーワードに設定した場合の例が、以下のとおり。

  • 検索クエリ①『赤 バスケ シューズ』の場合
    → 表示される(※『シューズ』しか該当しない)
  • 検索クエリ②『ランニング用の靴』の場合
    → 表示される(※『靴』は『シューズ』の関連パターンに該当)
  • 検索クエリ③『赤 ランニング シューズ』の場合
    → 表示されない(※『ランニング』と『シューズ』の両方が含まれている)
  • 検索クエリ④『シューズ ランニング』の場合
    → 表示されない(※語順は問わない)
  • 検索クエリ⑤『ランニング シューズ』の場合
    → 表示されない

かつて存在していた
絞り込み部分一致』の除外版
だと思っていただくと、理解しやすいかと思います。

マッチタイプ②:『フレーズ一致』の除外キーワード

次に『フレーズ一致』ですが、
こちらを除外キーワードとして設定すると
完全に一致するキーワードが
同じ語順で検索に使用された場合

に広告が表示されなくなります。

『ランニング シューズ』をフレーズ一致
設定した場合(“ランニング シューズ”)の具体例が、以下のとおり。

  • 検索クエリ①『赤 バスケ シューズ』の場合
    → 表示される(※『ランニング』が含まれていない)
  • 検索クエリ②『ランニング用の靴』の場合
    → 表示される(※『靴』は『シューズ』の関連パターンに該当)
  • 検索クエリ③『赤 ランニング シューズ』の場合
    → 表示されない(※『ランニング』と『シューズ』の両方が同じ語順で含まれている)
  • 検索クエリ④『シューズ ランニング』の場合
    → 表示される(※語順が異なる)
  • 検索クエリ⑤『ランニング シューズ』の場合
    → 表示されない

この際の注意点として、
『ランニング 赤 シューズ』のように
間に他の語句が入った場合には、広告は表示されます。
 
≫ 参考:対象外キーワードについて|Yahoo!広告ヘルプ

マッチタイプ③:『完全一致』の除外キーワード

最後に『完全一致』ですが、
完全に一致するキーワードが
別の語句を含まず同じ語順で検索に使用

された場合に広告が表示されなくなります。

『ランニング シューズ』を完全一致
設定した場合([ランニング シューズ])の具体例が、以下のとおり。

  • 検索クエリ①『赤 バスケ シューズ』の場合
    → 表示される
  • 検索クエリ②『ランニング用の靴』の場合
    → 表示される(※『靴』は『シューズ』の関連パターンに該当)
  • 検索クエリ③『赤 ランニング シューズ』の場合
    → 表示される(※別の語句『赤』が含まれている)
  • 検索クエリ④『シューズ ランニング』の場合
    → 表示される(※語順が異なる)
  • 検索クエリ⑤『ランニング シューズ』の場合
    → 表示されない

まとめ:除外キーワードのマッチタイプ毎の違い

まとめ:除外キーワードのマッチタイプ毎の違い

最後に、今回紹介した内容をまとめます。

  • 部分一致』の除外キーワード:全ての語句が検索に使用された場合に広告が表示されない(※語順は問わない
  • フレーズ一致』の除外キーワード:完全に一致するキーワードが同じ語順で検索に使用された場合に広告が表示されない(※別の語句は含んでも良い
  • 完全一致』の除外キーワード:完全に一致するキーワードが“別の語句を含まず”同じ語順で検索に使用された場合に広告が表示されない

 

今回の内容は、
Web広告に関わる人なら
必ず押さえておきたい内容なので、
一度で理解できなかった方は
繰り返し読んで、確実に理解してください。

また、Google広告に関して
より網羅的に知識をつけたいという方には
以下の教材がオススメなので、
興味のある方は是非のぞいてみてください。
 
≫ 2022年度 Google広告 基礎・概論編 最新・保存版|Udemy

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