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【2022年最新版】Adobe XDのデザインカンプからコーティング【データの書き出し方法】

Web制作・プログラミング

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【Adobe XDのデザインカンプからのコーディングに悩んでいる人】

気力のない人

「Adobe XDのデザインカンプからコーディングをする際に、どうやって値を取得するんだろ。。画像や要素間の余白など、コーディングに必要な情報の書き出し方法を知りたい。」

 

こういった疑問に答えます。

この記事を書いている僕は、
過去にWeb制作のエンジニアをしており、
Adobe XDのデザインカンプから
データを書き出してコーディングをする
という作業をたくさん経験してきました。

Adobe XDは、Photoshopなど
他のAdobeソフトと比べ
かなり直感的に使えるので、
本記事を最後まで読めば、初心者の方でも
確実に操作方法をマスターできますよ。

Adobe XDのデザインカンプからコーティング【データの書き出し方法】

Adobe XDのデザインカンプからコーティング【データの書き出し方法】

コーディングでほぼ必ず使う
下記3つのデータについて解説していきます。

  • その①:要素の横幅・高さ、要素間の余白
  • その②:テキスト情報
  • その③:画像データ

その①:要素の横幅・高さ、要素間の余白

まずは、要素の『横幅』と『高さ』の取得方法から。
 
といっても、
こちらめちゃくちゃ簡単でして、
XDの左メニューから [選択]ツールを選び、
横幅・高さを知りたい要素をクリックするだけ。

XDの選択ツールの説明画面

 

すると上記のように、
画面右端に、横幅(W)高さ(H)が表示されます。

要素の“大枠しか選択できない”場合の対処法

少し見づらいかもですが、
上の画面左のレイヤー一覧を見ると
今は [グループ01] を選択している状態です。
(※背景がうっすら青くなっています。)
 
しかし実際には、
このグループ内の要素
(※例えば、左上の画像など)
のサイズを知りたいことも多いでしょう。

その場合には、サイズを知りたい要素
の上にカーソルを合わせ、何回かダブルクリック
してみてください。
そうすることで、その要素に向けて
1つずつ下の階層に進み、いずれその要素が選択されます。

要素間の『余白』の取得方法

次に、要素間の余白(距離)の取得方法です。

まずは、[選択]ツールを選んだ状態で
余白(距離)を知りたい要素をクリックします。

そうしたら、あとは
option(Alt)キーを押したまま
先ほどクリックした要素との距離
を知りたい要素の上にカーソルを乗せる
だけ。

要素間の余白の取得方法の解説画面

すると上記のように、
要素間の距離(28.7px)が表示されます。

その②:テキスト情報

次は、フォントサイズやフォントカラー
などの、テキスト情報を取得する方法です。

これも簡単で、データを取得したい文字エリアを選択するだけ。
すると、画面右側にそのテキスト情報が表示されます。

XDでテキスト情報を取得する方法の解説画面

各値は、それぞれ以下のようになります。

  • font-family:Yu Gothic
  • font-weight:Bold
  • font-size:24px
  • line-height:1.17(28 ÷ 24px)
  • letter-spacing:12px(24px × 0.5
  • color:#62a429(塗りのチェックが付いている箇所)

その③:画像データ

最後に、画像の書き出し方法です。

手順としては、以下の3ステップ。

  • ステップ①:画像を選択し、書き出し対象にする
  • ステップ②:ショートカットキーで書き出し条件の指定画面へ
  • ステップ③:フォーマットなど条件を指定し画像を書き出す

ステップ①:画像を選択し、書き出し対象にする

まずは例のごとく、[選択]ツールで
書き出したい画像を選択し、
画面右下の『書き出し対象にする』に✓を入れます。

 

『書き出し対象にする』に✓をいれる

ステップ②:ショートカットキーで書き出し条件の指定画面へ

次に、以下のショートカットキー
を入力し、選択した画像を書き出す際の
詳細条件の指定画面を表示
します。

  • command(Ctrl)+ E

ステップ③:フォーマットなど条件を指定し画像を書き出す

ショートカットキーを入力すると
以下のような画面が表示されるので、
各項目を入力して画像を書き出します。

画像書き出し条件の入力画面

  • 名前:任意のファイル名を入力。
  • フォーマット:PNG・SVG・PDF・JPGから、任意の形式を選択。
  • 書き出しサイズ:『2x』以上を推奨。『Web』は、1xと2x が書き出される。

ちなみに、書き出しサイズで
2倍以上を推奨しているのは、
等倍(1x)で書き出すと
画像がボヤけてしまうことが多いため。

 
なるべく融通の効くように
基本的には2x以上のサイズで
書き出すようにしましょう。

 

今回はこれで以上です!
 
Adobe XDと同じぐらい
デザインカンプによく使用される
Photoshopからのデータの書き出し方法
に関しても、以下の記事で解説してるので、
興味のある方はこちらも合わせてご覧ください。

≫ Photoshopのデザインカンプからコーディング【データの書き出し方法】

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