【コレを知らないともらえない】再就職手当について解説【必要書類・受給条件】
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【再就職手当について知りたい人】
「再就職手当を受けとるための、条件・必要書類などについて知りたいなぁ。」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 再就職手当とは?【“再就職”じゃなくてももらえる】
- 【コレを知らないともらえない】再就職手当の受給条件8つ
- 再就職手当を受け取るまでの流れ【必要書類についても解説】
この記事を書いている僕は、
過去に会社を自己都合退職し
フリーランスとして独立した経験があります。
その際に、数十万円の再就職手当
を受け取ることが出来たので、
今回はその方法をあなたにもシェアします。
再就職手当とは?【“再就職”じゃなくてももらえる】
再就職手当とは、
失業保険を1/3以上残して
就職したり開業した場合に貰える
お祝い金みたいなもの。
ここでよく、“再就職”手当という名前から
勘違いする人が多いのですが、
この再就職手当は、条件を満たせば
企業への再就職だけではなく、
開業した場合にも受け取ることが出来ます。
ただこの再就職手当は、
本来貰えるはずだった失業保険の
何%かを貰えるものなので、
下記の2点には注意が必要です。
- 受け取った時点で失業保険の支給は停止される。
- 失業保険を満額受け取った方がトータル貰える金額は大きい。
これを聞くと、
「トータル貰える金額が大きいなら、再就職手当を受け取らずに失業保険を満額受け取った方が良くない?」
と思う人がいるかもですが、
金額面だけ見ると確かにそうかもです。
ただ、失業保険を受け取るためには
- 定期的にハローワークに通わなければいけない。
- アルバイトなどをする場合には、勤務の日数や時間に注意しなければいけない。
などの面倒な条件もあるため、
一概にどちらが良いとは言えないのではないでしょうか。
【コレを知らないともらえない】再就職手当の受給条件8つ
再就職手当を受給するためには、
下記の8つの条件を満たしている必要があります。
- 就職日の前日までに失業の認定を受けた上で、失業保険の支給残日数が1/3以上あること。
- 1年を超えて勤務することが確実であること。
- 7日間の待機満了日後の就職であること。
- 離職理由による給付制限を受けた場合には、待機満了日後1ヶ月間については、ハローワークまたは職業紹介事業者の紹介により就職したものであること。
- 離職前の事業主や、その関連事業主への再就職でないこと。
- 過去3年以内に再就職手当・常用就職支度手当の支給を受けていないこと。
- 受給資格決定前から採用が決まっていたものではないこと。
- 原則として、雇用保険の被保険者資格要件を満たす条件での雇用であること。
「個人事業主として開業して、再就職手当を受け取りたい。」
と考えている方が注意すべきなのが、上記の④。
要するに、
- 自己都合で退職後、ハローワークで失業保険の手続き
- 7日間の待機後にすぐに開業届を提出
という手順を踏んでも、
再就職手当は貰えないということ。
なぜかというと、
7日間の待機後のさらに1ヶ月間は
以下の求人から就職した場合でないと
再就職手当はもらえないから。
- ハローワークが紹介した求人
- 許可・届け出のある転職エージェントの求人
なので開業される方は、
7日間の待機+1ヶ月経過後
に申請することになります。
このあたりの詳しいことは
ハローワークでも教えていただけるので
しっかりと確認しておきましょう。
再就職手当を受け取るまでの流れ【必要書類についても解説】
ここまでで
再就職手当の受給条件が
理解できたかと思うので、
実際に手当を受け取るまでに
どういった手順を踏んでいくのか
を解説していきます。
大まかな流れは、以下のとおりです。
- その①:就職が決まったら、ハローワークへ就職の届け出をする。
- その②:必要書類一式を準備し、再就職手当の申請をする。
その①:ハローワークへ就職の届け出
就職が決まったら
ハローワークへ行って
就職の届け出をします。
その際に必要な書類が、下記のとおり。
- 雇用保険受給資格者証
- 失業認定申告書
- 採用証明書などの書類
採用証明書は
ハローワークで最初にもらった
「受給資格者のしおり」に挟まれています。
もし記入方法が分からない場合は、
ハローワークに行けば丁寧に教えてくれます。
その②:必要書類を準備し、再就職手当の申請
ハローワークで
就職の届け出をした際に
必要書類を指示されるので、
書類がひと通り準備でき次第
再就職手当の申請をします。
この再就職手当の申請に関しては
直接ハローワークへ行かなくても
郵送で済ませることが出来ます。
ここで1つ注意点がありまして、
それが、申請期限が
就職日の翌日から1ヶ月以内
とかなり短いことです。
あと回しにしていると
気が付いたら過ぎていた
ということにもなりかねないので、
早めに書類の準備から申請までを
済ませておくことをオススメします。
一応期限を過ぎても
2年間は申請が可能
となっているみたいですが、
それを当てにして後回しにならないよう
注意したいところです。
というわけで、今回は以上です!
再就職手当は、条件さえ満たせば
誰でも貰える権利なので、ぜひ有効活用したいところ。
この記事が今後、
転職・独立される方の参考になれば幸いです。
参考動画